忍者ブログ
くしゃみしたらヘッドホンはずれた
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



・「FLOWERS」 金払って資生堂のCM観に来いってこと?

・「座頭市 THELAST」の香取慎吾が何度観てもふざけているようにしか見えない

・「TRICK」の予告がウザい

・「バレンタインデー」と「ニューヨーク・アイラブユー」が「ラブ・アクチュアリー」とえらく被る。「ニューヨーク・アイラブユー」に関しては「パリ・ジュテーム」とも被る。

・毎回映画観る前の予告が当たりの日と外れの日があって、最近で言うと「マイレージ・マイライフ」が入ってたら当たり。「食堂かたつむり」が入ってたら外れ。

・「ハート・ロッカー」と「アイアンマン2」の予告は今まで一度か二度しか見た事がない。面白そうor期待してる映画に限って予告あんまやってない。まあ多分これは気のせい。


まとめてみたら予告ネタばっか。
昨日「グエムル~漢江の怪物~」観たので後で何か書くかも。
超面白かった!次は「吠える犬は噛まない」を観たい。
韓国映画のクオリティには目をみはるものがある。
この分野では完全に日本の負けだ!



PR


21時50分にスクリーンでまばらな観客と一緒に見るホラー映画が怖くなくて何が怖いんだっつーの!
俺は母ちゃんの奴隷じゃ(ry


つーことで。誰も付き合ってくんない(つーか誰も誘ってない)から一人で話題のホラーを見てきましたよ。へへっ。
何かあらすじとか書きようが無いんだけどまあうん


「ベッドルームに何かの気配を感じる」と言い出した恋人を安心させるため、寝室にビデオを仕掛けて夜中の様子を撮影しはじめる男。しかしその映像が、図らずも何者かの存在を証明してしまう。次第にエスカレートしてゆく異常現象と、それらに脅かされる恋人達の様子を、ビデオカメラの映像が淡々と追って行く。


まあ話題の映画ですよ。
モキュメンタリーと言うよりはブレアウィッチ的と言った方が良いのかもしれない。

で、話題に事欠かない映画ではある。スピルバーグがリメイク権を買ったけど結局「これ以上面白くは作れない」と放棄したとか。
何て巧みなプロモーションだ!もうそんな事聞いたら見に行かずにはいられんやないか!

んで、観てきての感想なんだけど。
うん、スピルバーグの言う通り。誰が撮ってもこれ以上面白くはならないだろう。
ただそれはこの映画が誰にも真似出来ない程完成された面白い作品だってことじゃなくて、まともな映画として撮り直すほどのもんじゃないって意味でのことだ。多分スピルバーグもそういう意味で言ったんだと思うんだけど、その言葉の字面を変えず意味を180度転換してたちまち低予算ホラームービーを鳴り物入りの話題作に仕立て上げたプロモーションが巧み。という話。


でもまあ、大きい画面とでかい音響で観た方が良い作品ではある。ていうかテレビで観ると面白さ半減どころの話ではなさそう。つー意味でオススメ。



あれ、(500)日のサマー感想書いてないな…



「ジョーズ」にこんな眼鏡かけてる人いたなあ。みたいな。何かこう…物凄いスピルバーグ色の強い映画でした。

アラスージーサーモン

1973年12月、私は14歳で殺された。
悲しむ家族、真実を突き止めようとする父親、そして新たな標的を見つける犯人。
あちらとこちらの境界線上にとどまり、全てを見つめるスージー。
しかしいつまでもそこにい続ける訳には行かない。
地上に別れを告げ、天国へ旅立つスージーが、最後に起こした行動とは?


…て話なんですが…
私その「最後にスージーが起こした行動」に唖然でしたよ。

あれをスルーしてこっちかーい!
と思わざるを得ない。

あと結末。

「そ、そんな!!」
って声出そうになった。
最後に帳尻合わしゃ良いってもんじゃねーよ!

あと 所々「大霊界」っぽくて吹いた。

まーストーリー的にはそんな感じでしたが、キャラクターはなかなか良かったです。特にグランマ役のスーザン・サランドンとママのレイチェル・ワイズが印象的。グランマはアル中の物質主義で、娘とはあまり仲が良くないけど、孫には妙に人気があるさばけた女。
その娘である母親はベッドでカミュの「追放と王国」を読み耽るシーンがあったり(その後数十年経つと、読む本が育児本に変わっている、という演出が良い)する。
その他も父親が犯人探しに躍起になって、周囲の住人を次々と調べ始める下りも良いですね。そこまで調べてる割に暫く真犯人に目が行かないってのは奇妙だけど。

あと妹!妹が良かったです。知らない女優さんだったけどかなりの熱演でした。有名な子なんだろうか…


私的雑感としては、あくまでスージーは語り部であって、メインは寧ろ彼女の家族やその周囲の人々が、彼女の死により何を失い、また何を得たか。という物語であって、いわゆるオカルティックな、サスペンスな、ミステリーなエンターテイメント!


…を期待した私が悪かった。という話ですよ。


要するに癒しの物語です。癒されたい人になら、あとスーザンサランドン好きにオススメ。




ほんとはこっちを先に見たんだけど、ついつい感想が書きづらくて後回しにしてしまった。


あらすじとか!

マックスは元気でちょっと不器用な男の子。ママやお姉ちゃんに構って欲しいだけなのに、ついつい嫌な事ばっかりしてしまう。その日もママが彼氏とキスしているのを見てしまい、テーブルに載って大暴れ。
ママに怒られたのが悲しくて家を飛び出したマックスは、小さな船に乗って見知らぬ島に辿り着く。しかしそこは見たこともない、かいじゅう達の島だった。


何ヵ月も前からずっとこの映画が封切られるのを楽しみにしていて、やっと見られるってだけでかいじゅうおどりを始めそうな勢いだったんだけど、大体過剰な期待は裏切られるのが常なので、まあちょっと座ってお茶でもしようや(ジョボボボ)と多少クールダウンを試みた訳ですが。
結果から言ってそこそこ満足。なんつーか、ああーマックス分かるよマックスー、て感じ。
子ども特有の感情のぶれというか、子ども(特に男の子)って、大人からすると訳の分かんない事で怒ったり泣いたりするんだけど、実はそれにもちゃんと理由があるわけで。でも子どもだから何で怒ったのか、何で泣いたのかを説明する術が無いんですよ。きっと。そういう、子どもの感情を持て余した挙げ句大事な玩具をギャン!て投げて壊しちゃう感じが非常に大人にも分かりやすく描かれていた。


んで、この映画の肝はやっぱかいじゅうたちだと思うんですが。
凄く良かったのは、かいじゅうたちを決して天使のように描かなかったところ。
特にキャロルというかいじゅうはメンタル的にかなり不安定で、あんなんが近くにいたら関わりたくねーな。と誰もが思うであろう事は間違いない感じなんだけど、そんなキャロルにマックスは親近感を抱く。
彼は自分にとても良く似ていたからだ。

仲間達から反感を向けられるキャロルの味方をしたくて思わず彼らの前に姿を現したマックスは、すんでのところで彼らに食べられそうになる。まあ、マックスは自分が王様だから食べちゃだめ!と叫んで事なきを得るんだけど、私はかなり衝撃を受けた。


え こいつら人間食うの…?


モンスターやないか!

要するにかいじゅうがちょっと怖いんですよね。
ビジュアルは可愛いと言えなくもないし、あれでいわゆる天然というか、動物的なメンタリティだったり、逆に異常に成熟した紳士的な性格だったりしたら、単純な人気はもっとぐんと上がったろうと思う。

まーでもそれじゃ駄目なんですよ。このかいじゅうたちはそれぞれがマックスの分身なわけだから。
仲間に素直になれなくて当たり散らしたり、遊びの最中に突然不機嫌になったり、超付き合いづらいかいじゅうを受け入れ、仲良くなって喧嘩して、それから仲直りをする事でマックスの家出が終わるんじゃなきゃ、駄目なんでしょうね。


本作の製作は決して順調に進んだ訳ではなくて、想定よりもかなり長引いて漸く完成した試作版の試写会ではかいじゅうの造形に子どもが怯えて泣き出したという。
それでも監督のスパイク・ジョーンズは方向性を変えずにこの映画を完成させた。
「僕は子ども向けの映画を作るつもりはない。大人達が子どもの気分に戻って楽しめる映画を作るんだよ」
出来上がった作品を、原作者モーリス・センダックは絶賛した。


この物語は少年マックスが冒険の旅に出て、かいじゅう達との交流を経て成長するというお話。
彼はそれを子どもに向けてではなく、かつて子どもであった大人達に向けて描き上げた。
本作の製作は、スパイク・ジョーンズにとっても一つの冒険であっただろう。


最近特に色んな映画が生まれて、3Dという技術もすっかり映画館に定着する中で、映画って一体何なんだろう。と考える事が多いけど、映画製作っていうのは多分冒険の一つなので。

果敢に、誠実に、諦めず、なおかつ楽しみながらその冒険に立ち向かう。そんな人の作った映画が見たいのだなと思います。
思いました。


鬼才スパイク・ジョーンズという呼び名はあまり好きではないけど、これほど有名で人気の高い原作を見事に映像化して見せた手腕はまさに鬼才。
是非見て欲しいです。
おすすめ!!


今度暇があれば吹き替え版でもっかい見ます。


カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
ブログ内検索
参加しています
モバビス
最新CM
[05/14 Backlinks]
[11/15 かんりびと]
[11/13 ベアール]
[11/10 カンリニン]
[11/08 ベアール]
最新TB
心に本棚を作れ!
メルフォ
アクセス解析
バーコード
忍者ブログ [PR]
"うらもち" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.