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くしゃみしたらヘッドホンはずれた
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まー行く年来る年でござーますが
折りも折なので
今年封切された作品で
観たやつをピックアップしてみた。

封切日順(複数回見たものは末尾に回数を表記、観てる途中で寝たやつは(寝)と表記)

(500)日のサマー
キャピタリズム
かいじゅうたちのいるところ
Drパルナサスの鏡(2)
ラブリーボーン
パラノーマル・アクティビティ
イエローキッド
インビクタス
処刑山―デッド・スノウ
コララインとボタンの魔女
しあわせの隠れ場所
渇き
ハート・ロッカー
シャーロック・ホームズ
フィリップ、きみを愛してる!
マイレージ、マイライフ
第9地区(寝)
17歳の肖像
プレシャス
川の底からこんにちは
冷たい雨に撃て 約束の銃弾を
ローラーガールズ・ダイアリー
パーマネント野ばら
BOX 袴田事件 命とは
ヒーローショー
シーサイドモーテル
告白(2)
アイアンマン2(寝)
アウトレイジ
ねこタクシー
クレイジー・ハート
ダブル・ミッション
ザ・ウォーカー(寝)
さんかく
踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!
ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
ぼくのエリ 200歳の少女
トイ・ストーリー3
借りぐらしのアリエッティ
インセプション(3)
ゾンビーランド
ちょんまげぷりん
ソルト(寝)
特攻野郎Aチーム(寝)
BECK
ミックマック
オカンの嫁入り
悪人
十三人の刺客(4)
大奥
乱暴と待機
エクスペンダブルズ(寝)
義兄弟(寝)
黒く濁る村
武士の家計簿


総計    55本
寝た数    7本

本数、少な!
DVDで観たのも入れてこの本数ですよ…
確実に減っている…
あと寝すぎ(前から)。
「ソルト」とかはともかく
「第9地区」でガン寝とか…
あ、でも後からDVDで再鑑賞したよ。勿体無いから。

とりとめもなくリストアップしてしまったので
勢いでベスト10とか決めようと思う。
出立前に。

ワーストは踊るか大奥のどっちかです。
決まりきっていてつまんないな!


**********追記************
2009年は86本でした。
おお…ほぼ半減…

2009観たやつリスト

ヘルボーイ・ゴールデンアーミー
チェ 28歳の革命(寝)
大阪ハムレット
007慰めの報酬(寝)
誰も守ってくれない
愛のむきだし
ベンジャミン・バトン 数奇な人生(寝)
チェンジリング
ダウト~あるカトリック学校で
ヤッターマン
ゼラチンシルバーLOVE
ドラゴンボールエボリューション(寝)
SR サイタマノラッパー
イエスマン
フィッシュストーリー
マーリー
フロスト×ニクソン
ウォッチメン
鑑識・米沢守の事件簿
ザ・バンク―堕ちた巨像―
レッドクリフPart2
クローズzero2(2)
ミルク
スラムドッグ$ミリオネア
鴨川ホルモー
バーン・アフター・リーディング
グラン・トリノ
チェイサー
チョコレート・ファイター
スター・トレック
ラスト・ブラッド
ROOKIES 卒業
ハゲタカ
ターミネーター4
マン・オン・ワイヤー
レスラー
トランスフォーマー・リベンジ
いけちゃんとぼく
剣岳
それでも恋するバルセロナ
ディア・ドクター
エヴァンゲリオン新劇場版:破(2)
MW(2)
ノウイング
サンシャイン・クリーニング
アマルフィ
サマーウォーズ
ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式
G.Iジョー(寝)
HACHI 約束の犬
3時10分、決断のとき(寝)
南極料理人
30デイズナイト(寝)
96時間(寝)
グッド・バッド・ウィアード
BALLAD 名もなき恋のうた
しんぼる
火天の城
TAJOUMARU
ドゥームズデイ
くもりときどきミートボール
カムイ外伝
SING FOR DARFUR
私の中のあなた
ヴィヨンの妻
エスター
カイジ
クヒオ大佐
ファイナルデッドサーキット
沈まぬ太陽
パイレーツ・ロック
MJ this is it
母なる照明
サイドウェイズ
風が強く吹いている
スペル
大洗にも星はふるなり
脳内ニューヨーク
零の焦点
イングロリアスバスターズ
戦場でワルツを
カールじいさんの空飛ぶ家
パブリック・エネミーズ
レイトン教授と永遠の歌姫
蘇りの血
アバター

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いやー。疲れた。
疲れました。
まー仕事だけど
仕事以外にもっとほら!
あるでしょそういうの!
旅行とか買い物とか!


映画とか!!


ということで昨日は仕事を打ち捨てて映画を観て来ました。
これです。



武士の家計簿



加賀藩御算用係猪山直之は、刀はからっきしだがそろばんを弾く事においては右に出る者のいないそろばん侍。
帳簿の数字が合わないと気になって仕方がない。
そんな直之が息子元服の際祝宴を設けるという段になって、
猪山家の経済状態が逼迫している事に気付く。
いつの間にやら自分と父の禄を合わせた額の2倍に膨れ上がっていた借金を完済すべく、
直之は一から返済計画を立て始めるのだが…


てなあれこれ。
前作の「わたし出すわ」があまりにも世間に何事の波も立てず興行が始まりそして終わっていったのとは対照的に、結構強気に予告もバシバシ流されている本作。
ここんとこの時代劇ブームに上手く乗りながら、チャンバラでもなく恋愛でもなくトンデモでもない、手堅いホームドラマといった趣で他作品との差別化に成功していると見て良いと思う。
森田フィルモグラフィを網羅しているとはとてもじゃないが言えない私だが、一番上(家族ゲーム)とそこそこのところ(39、ハル、それから)と恐らくかなり下の方(模倣犯)を観た上で何となくの把握は出来ている。と自分では思っている。
「椿三十郎」は前評判ですさまじい拒否反応を示した人たちもいたけど、何だかんだでそこそこに面白かったという地味な高評価を耳にしたが、まあこれはオリジナルの勝利というか。
ちょっと観てみたいんだけど、どうせオリジナルより面白いってことは無いだろうし微妙なところだ。
あ、あと「キッチン」は私すっごい嫌いなんだけどこれは多分元々原作が吉本=七光り=ばななだからなので除外。


そんなこんなで総合すると、「嫌いじゃない」エリアに分類される監督ではある。

で、今回は手堅い原作を選んでほんのりハートウォーミングな作品に仕上げたって感じでなかなか良かったです。


恐らく原作は実在する家計簿をもとに武士の生活を紐解くといったいわば研究書的な書物だったんじゃないかと思うんだけど、
映画はきちんと映画で、ちゃんと「映画に起こした」って感じがありました。


あと直之のとっつきにくさは良いですねー。
息子の目から見た彼はかなり冷たい父親なわけで。
まあ多かれ少なかれ父親ってこんなもんじゃないかなと思うけど、更に直之は幼い子に家計簿を付けさせ、一家の買い物一切を任せるくらい自分の仕事(算用係)を継がせる気満々なわけで。
このめんどくささは単なる父親の比ではない。

ある日父は家計簿の記述に間違いがあると指摘した。財布の中にあるべき小銭がない。
実は朝に小銭をばらまいてしまった。一生懸命探したがどうしても一枚見当たらない。
そう白状した息子に父は、見つかるまで探せと言った。
その日は雨で、息子は傘もささずに父の言いつけを守りひたすら地面にはいつくばって小銭を探したが、結局見つからなかった。

後日、父が家計簿を見ると不足していた小銭が補填されている。
これはどうしたのかと聞かれた息子は、川べりで拾ったと言った。
では、と父はその硬貨を息子に渡しこう言った。
ではこれを拾った場所に戻して来なさい。


父親は息子に、算盤と家計簿を通して、帳尻を合わせるだけでは駄目なのだと伝えたかったのだ。
しかし幼い息子には伝わらない。
彼の目に父は心の冷たい理屈ばかりの人間にしか見えない。
父の思いを、生き方を息子が知るのは、もっともっと後の事だ。


父と子の間に生じた亀裂が、ゆっくりと 時間を塗り込められて埋まって行く。
その末にある親子のラストシーン。


「可哀想な事をした」


しみじみと泣ける良い終わりでした。
あと付け足しみたいになったけど、松坂慶子や中村雅俊、草笛光子に西村雅彦などのキャストがとても良かった。


いつの世も清貧に耐える人等のつつましい幸せは微笑ましいものだ。
よし貯蓄しよう!とモチベーション上げたいあなたに。
オススメです!







まあつまんなかったってのは前提として
それは割とどーでもよくて

男ばかりの大奥内では当然の如く男色が横行していると先輩に聞いた際の主人公の台詞


「大奥の外じゃ子種が欲しくて欲しくてたまんねえ貧しい女がうようよいるってのに…俺はあの女達に申し訳ねえから無駄な種は打てねえ!」(注・相当うろ覚え)


無駄な種もクソも
ほっときゃ溜まるもんだろうに。
と思いました。
そんだけ。


あと映画はつまんなかった。(二度目)





「BECK」についての大筋の批判は昨日書いたやつだけど、
まだまだちっちゃいネタで気になったのが沢山あった事を思い出した。
量が多いんで軽くさらっと流します。

1 外人の描写が酷い件

コユキが歩いていると街角で犬を苛めている白人三人組に遭遇。
不細工な犬を脚立に乗っけて

「どうだ!降りれないだろ~」
「こいつぶるぶる震えてるぜ!」
「お前は死ぬまでそこにいな!」
「まったくお前みてえなマヌケは見たことが無いぜ!」

そりゃこっちのセリフだよ!
道端で犬を苛める外人て。
浦島太郎か。


で、実はこの犬は水嶋ヒロ演じる竜介の飼い犬(ではない事は後々判明するけど)だったので、
コユキが勇気出して犬を助けようとして外人に殴られたあたりで竜介が出てくる。
彼の第一声が凄い。


「お前ら日本に来る白人どもは調子に乗り過ぎる」(うろ覚え)


えーーー
何その言い方ーーー
だって犬を脚立に乗っけて苛めてる外人は実在しないんだよ?
それさせてんのは監督だよ?
んなことをさせときながら外人ひとくくりにしてdisるってどういう神経なんだ
てか外人さんもこの映画見るだろーに…


続きます。


どうせ観た後で苛々するんだろうなあ。と予想はしていたものの
その苛々が予想の斜め上だったので戸惑いながら吐き出させていただく。
今回はネタバレに全く躊躇する気はございませんので
(この映画に関してはそんな気遣いもバカバカしい)
お嫌な方は読まずにおいてちょんだい。


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