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くしゃみしたらヘッドホンはずれた
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黒澤特集エントリあとちょっとで完成ってとこでIEが落ちた。
おお……!!!!
何だよおおおおおおおもおおおおおお

…でもめげてても前には進まないので再び書きます。
こまめに保存しつつ書きます…ふう…

あ、そういえば明日アカデミー賞発表ですね。
楽しみだなー。


んーで、今回は先日BS7で放送された「黒澤明 あなたが選ぶベスト5」の5作品について書きます。今年は黒澤没後10年ということで、今後もBSで他作品が放送されるようなので、興味のある方はチェックしてくださいな。→特集ページ

ではまいります。見た順(=放送された順)で。


リクエストランキング 第5位 
天国と地獄

1963年作品。製靴会社の常務・権藤のもとに、ある日電話がかかってくる。「お宅の息子を預かった。返してほしくば3000万円用意しろ。」だがそこに、何事も無かったかのように権藤の息子・純が帰ってくる。誘拐犯は間違えて、純と一緒に遊んでいた権藤の運転手・青木の息子を誘拐したのだ。その事を知ってもなお、誘拐犯は要求を取り下げない。変わらず権藤に身代金を払えと告げる。他人の子のために何故自分が3000万もの金を払わねばならんのだ。自分は決して払わんぞ。そう憤る権藤に対して、誘拐犯は慌てもせずにこう言った。「権藤さん、あんたは払うよ。…あんたに子供を見殺しにする度胸なんぞあるもんか。」

凄まじい迫力を持った映画である。最も、それは黒澤映画の殆どに言える事ではあるが。
この映画で強調して描かれているのは、主人公・権藤の住む世界と 誘拐犯の住む世界。その間にある深い溝、格差である。権藤は高い丘の上に建てた大きな一軒家に住んでいる。その丘の下にはあばら家がぎっしりと詰め込まれたように軒を連ねており、そこから権藤家を望むと まるで城のように気高く映る。この描写がまずあって、その圧倒的な構図により 映画を見ている者は権藤に対する誘拐犯の、歪んだ、ねじれた羨望を一瞬で理解する。
それとやはり印象的なのは、走っている列車の上で行われた現金の受け渡しシーン。実際に在来特急こだまを貸し切って、実際に線路の上を走らせ撮影したこの1シーンは、臨場感と緊張感溢れる名場面だ。
加えて、冷酷で知的な誘拐犯を演じた山崎努の じりじりと追い詰められて行き、ラストシーンで一気に狂気を溢れさせる演技が素晴らしかった。

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三船敏郎パパ(写真左)が息子をひょいと抱き上げるシーンが
あまりにさりげなく力持ちできゅんとした。


リクエストランキング 第4位
生きる


1952年の作品。今まで無気力に生きてきた役所勤めの男・渡辺勘治が、自らが胃癌に侵されており、余命も残り少ない事を知り、これまでの人生を顧みて、最後に自分の命を賭した最後の仕事に全力を尽くすことで 生きることの意味を掴み取るまでの話。

これは私にとって思い出の作品であり、同時に初めて自主的に見た黒澤映画である。
大学で「映画を観るだけで単位を取れるから」という理由で取った倫理学の授業で見せられたのが最初だ。
大学の授業は1時間30分なので、前・後半に分けて2週間に渡り1本の映画を観る、という構成だった。
前半を観終わった時点で既に衝撃(「黒澤明の映画ってこんなに面白かったのか!」)と感動でボロボロに号泣。来週も必ず授業に出なければ!と心に誓った。にも関わらず、次の授業は遅刻してしまい出席出来なかったのである。これは運悪くこの授業が1限だったことと、キャンパスがド田舎にあったことによる。(まあ第一の理由は自分のずぼらな性格だが)
しかしどうしても続きが気になったので、図書館の視聴覚室でLDを借り 後半を観た。視聴覚室のTVはひとつひとつ仕切りで区切られており、音はヘッドホンを装着して聞くことになっていた。私はたった一人でこの名作と向き合い、そして案の定、観終える頃には涙でボロボロ。顔が。
公開から57年経った今観ても、テーマが全く古臭くない。志村喬の演技もその迫力を減じてはいない。いつ観ても、何度観ても凄い。
印象深いキャラクターは、渡辺勘治の部下である小田切とよ。彼女は絶望に打ちひしがれていた渡辺勘治を、その屈託のない物言いと溢れんばかりの笑顔で救う。彼女のセリフがまた良いのだ。

渡辺勘治は彼女をカフェに呼び出し、何故そんなに楽しそうなのか、どうすればそんな風に明るく、生き生きと生活できるのかと尋ねる。その問いかけに彼女は戸惑いながら、自分が仕事で作っているうさぎのおもちゃ(その時彼女は既に役所勤めを辞め、おもちゃの工場に勤めていた)を机に置くとねじを巻いた。「あたし、そんな変わったことしてないわ。こんなん作ってるだけよ。…こんなものでも、作ると楽しいわよ。あたしこの仕事始めてから、何だか日本中の赤ん坊と友達になったみたいで 嬉しいの。」
うさぎは、机の上をぴょんぴょんと跳ねた。

渡辺勘治は彼女の言葉を聞き、「いや まだ遅くない。」と呟く。跳ねるうさぎを胸に抱くと立ち上がり、階段(そこはカフェの2階であるらしかった)に向かう。その背中をただなすすべもなく見守るとよ。階段の手すりに寄り掛かるようにして、彼を見送っている彼女のまわりを ぐるりと若者たちの集団が取り囲むように階段に集まってくる。階段を降りる渡辺勘治。やがて彼とすれ違うようにして、若く美しい娘が階下の踊り場に立ち 階段を登りはじめた。彼女を2階の友人たちは、ハッピーバースデーの大合唱で出迎える。
おそらく誕生日を迎えたのであろう娘と、死に行かんとしている男。娘を出迎え、そして同時に彼を見送る若者たちのハッピーバースデー。複雑な表情で彼の背中をじっと見つめるとよ。
素晴らしい1シーンだ。観るだけで鳥肌が立つ。
そしてこの日を境に、渡辺勘治は再び生き始めるのである。
そう、あのハッピーバースデーは 確かに彼に向けられた祝福でもあったのだ。

また、重いテーマでありながら要所要所にはユーモアも篭められており、バランスが良い。
小説家に連れられて渡辺勘治が夜の盛り場をうろつくシーンは、コミカルな動きと展開がまるでチャップリンの無声映画のようだった。
いやーほんとお勧め。見てほしい。

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海外でも「IKIRU」で通じるらしい。


リクエストランキング 第3位
用心棒

1961年の作品。桑畑三十郎と名乗る浪人が、2大勢力の対立によって荒れに荒れた宿場町に訪れるところから始まる。居酒屋の権爺に事情を聞くと、浪人は両方の根城に赴いて両方に自分を用心棒として売り込み、双方の共倒れを画策し始める。思うままに双方を翻弄し、熱を煽る三十郎。そのもとに、ピストルを持ったやくざ、卯之助が現れる。2大勢力の最終決戦は いよいよ始まろうとしていた。

「椿三十郎」はこの「用心棒」の続編という位置づけ。いずれも三十郎と名乗る男が主人公なのだが、この男の名乗りシーンが面白い。名を聞かれた男は窓の外に桑畑が広がっていたのを見て、こう言う。
「桑畑三十郎だ。…もっとも、もうそろそろ四十郎だがな。」
かっこいーよなーここー。

故淀川長治が本作と「椿三十郎」を評して曰く 「映画の一番甘いとこ」。映画ってのは万国共通で、面白い映画も万国共通。つまりこの映画は、世界中の人が観て喜ぶ映画だ。と言ってた。素晴らしい批評だと思う。

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左上で悪い顔してる仲代達矢が良い。


リクエストランキング 第2位
赤ひげ


1965年の作。山本周五郎の「赤ひげ診療譚」が原作。父に言われて小石川療養所に訪れた若き医師・保本登が、そこで働く破天荒な責任者・新出去定(にいできょじょう)のもとで働く事になる。初めは新出のやり方に反発していた保本だが、その下で働いているうちに、貧しい者たちの抱える苦しみ、悲しみ、それでも前向きに生きようとする強い生命力に打たれ、生とは、死とは何かについて思いを馳せながら 一人の医師として成長していく。貧困や無知に対する、社会からの圧倒的な無関心が病の根であり、ここを放置していてはいかなる医療も病を治すことはできない。本作の掲げるテーマは、公開当時、現在においても、全く色あせない永遠の課題である。

鮮烈なラストシーンは黒澤映画の特徴でもあるが、本作は特にその爽やかな、後味の良いラストシーンが印象的だ。映画を観たなあ、という気になる。
加えて特に本作で印象に残るのが、子役たち。当時16歳だった二木てるみの鬼気迫る演技は堂々たるもので、共演した大女優の杉村春子にも全くひけをとっていない。いやほんとに素晴らしい映画だ。こんなしょうもないブログ読んでる暇があったらこの映画を見てほしい。見てほしいんだ!そのためなら世界の中心で叫ぶことさえ辞さないぜ。

なお、本作は三船が出演した最後の黒澤映画でもある。この映画を以て、ぱったりと三船は黒澤映画のキャストから姿を消した。これ以上の幕引きはないとも思うが、でもやっぱりちょっともったいないよね。

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左の少女が二木てるみ。真ん中のイケメンは保本を演じた若かりし頃の加山雄三。


リクエストランキング 第1位
七人の侍

1954年の作品。かつて農民が野武士の横行に怯えていた時代。
米の収穫が終わったころを見計らい、村を襲っては作物を奪い去っていく野武士から村を守るため、農民たちは餓えた侍を雇い、野武士を追い払ってもらおうと思いつく。この戦には何もない。名も上がらないし、褒美も出ない。ただ、米だけは腹いっぱい食えるというだけ。そんな戦に名乗りを上げた侍は七人。彼らは農民と生活を共にしながら、少しずつ村を強化していく。農民に戦の心得を説き、互いの心を通わせる。そんな中、ついに野武士が村に襲来する。

言わずとしれた代表作。日本映画の金字塔。映画が観たくて観たくてたまらない時は、これを1本見れば良いと思う。きっと満たされるから。
黒澤映画はいつも、声がどうも聞き取りづらいんだけど 七人の侍は特に何を言ってるのか分からないシーンが多々ある。そのため、観てる側はものすごく集中して耳を傾け 全身で登場人物が何を言ってるのかを理解しようとする。だからこの映画を観ると、凄く疲れるのだ。全身で映画を観るからだ。あと長いし。

この映画は特に、登場人物がとても魅力的。侍たちはもちろん、農民も町人も全て良い。キャスティングの豪華さも特徴で、通行人役でひょいひょいと仲代達矢や宇津井健が出ていたりする。
侍たちの魅力も、もちろん特徴の一つなんだけど まあそこは置いといて。
本作はチャンバラ映画、娯楽作品でありながら 侍と農民の間にある隔たりと、互いの持つ固定観念 それを破壊して相互理解に至る道筋も描かれている。侍は農民を、虐げられた、弱い生き物だと思っている。農民は侍を、恐ろしい あまりに強い生き物だと思っている。その間を取り持つ、架け橋となるのが侍の一人(正確には彼は侍ではなく、いわばチンピラなのだが)である、三船敏郎演じる菊千代だ。

samurailarge.jpg

侍たち。フロントが菊千代。

侍たちが戦の計画を練っている席に、菊千代が鎧を身につけて大はしゃぎで帰ってくるシーンがある。
侍たちは彼に、その鎧はどうしたと聞く。彼は農民が持っていた、と答える。
鎧は侍の持ち物だ。要するに農民は、死んだ侍の持ち物を盗み、こっそりと所持していたのである。
それを聞いて侍たちは憤る。ついでに農民たちが盗んだ侍の持ち物を身に着けている菊千代にも憤る。

「それでも侍か!この鎧は百姓が侍を突ッ殺して手に入れた品物だぞ!」
「まあ待て、落ち武者になって、竹槍に追われた者でなければこの気持ちはわからん」
「俺はこの村の奴らが斬りたくなった!」
侍たちの言葉を聞いていた菊千代は、立ち上がり突然笑い出す。
ここでの菊千代のセリフには、凄まじい迫力がある。ものすごく聞き取りづらい。多分本作の中で一番聞き取りづらいセリフだと思う。しかしその迫力に呑まれ、観客は必死で耳を傾ける。真剣に聞き取ろうとしてしまう。

「ハハハ・・・・こいつァいいや。・・・・一体、百姓を何だと思ってたんだ?神様だとでも思ってたか?・・・・百姓位悪びれした生き物はねえんだぜ!米出せって言や、無え。麦出せって言や、無え。何もかも無えって言うんだ。ふん、ところがあるんだ。何だってあるんだ。 床板ひっぺがして掘ってみな。そこに無かったら納屋の隅だ。 出てくる、出てくる、瓶に入った米、塩、豆、酒。 山と山の間へ行ってみろ。そこには隠し田だ。 正直面して、ペコペコ頭下げて嘘をつく。なんでもごまかす。 どっかに戦でもありゃ、すぐ竹槍作って落武者狩りだい。 よく聞きな。百姓ってのはな、けちんぼで、ずるくて、泣き虫で、意地悪で、間抜けで、人殺しだ。 ちくしょう。おかしくって涙が出らあ。 だがな、こんなケダモノ作りやがったのは一体誰だ? おめえ達だよ。侍だってんだよ。 ばかやろう。ちくしょう。 戦のためには村あ焼く、田畑踏ん潰す、食い物は取り上げる、人夫にはこき使う、女あさる、手向や殺す。 一体百姓はどうすりゃいいんだ。百姓はどうすりゃいいんだよ。くそう!
ちくしょう、ちくしょう、ちくしょう、ちくしょう!」

やがて、勘兵衛が言う。「貴様、百姓の生まれだな。」

いやあ…このシーンは本当に、何て言うか、素晴らしい。菊千代というキャラクターの魅力が、どうしようもない弱さ、優しさがにじみ出ている良いシーンだ。
黒澤映画の脚本、セリフってのはどれを取っても全く素晴らしくて、これは時代を超えて理解されるものだと思う。日本語を母国語としていることに感謝さえしたくなる。字幕が無いと理解できない海外の名作はもちろんたくさんあるけど、日本には黒澤映画があるってだけで十分、おつりがくるぐらい幸運だ。

それと、私の好きなシーンは勘兵衛と、勘兵衛に心酔している若き侍・勝四郎が仲間に加わるシーン。最初はスカウトを断る勘兵衛だが、その場にいた人足の言葉に心を動かされて、参加を決める。
この人足がまたものすごく良いキャラなのだ。彼は、侍を探すために町へ留まっている農民と同宿の男で、農民の計画を無茶だと笑い、彼らを馬鹿にしていたのだが 勘兵衛が断るのを耳にするなり、うなだれている農民たちに向かってこう言う。

「ああ!、百姓に生まれねえでよかったなあ、まったく。ああ 犬の方がましだ、畜生!死んじまえ死んじまえ。早いこと首くくっちまえよ。そのほうが楽だべえ。」

この言葉を聞き咎めた勝四郎に向かって更に
「なに言ってやがんでえ。本当のことを言っただけじゃねえか。」
と笑う。それに対しての勝四郎が「何が本当のことか。貴様にはこの百姓達の苦汁がわからんのか。」と怒ると、人足は怒鳴り返す。

「分かってねえのはお前さんたちよ。そうじゃねえか。分かってりゃ助けてやりゃいいじゃないか。」

人足は、農民が勘兵衛たちに振る舞った(彼らは侍たちに炊いて食わせるために、貴重な収穫である白米を大事に壷に入れて村から持ってきていた)茶碗に山盛りの白飯を掲げて こう叫ぶ。
「おい、お侍。これがなんだかわかるか。米のめしだ。だが、このヌケ作どもは何食ってると思う。ヒエだ。自分たちはヒエ食って、お前たち侍には白い飯を食わそうってんだ。百姓には、それが精一杯なんだ。なに言ってやんでぇっ」

そこまで聞いた勘兵衛が、もうわかった。喚くな、と人足を止める。彼は人足の手から茶碗を取り 農民に向かってそれを掲げて見せた。
「この飯、決しておろそかには食わんぞ。」
そして 勘兵衛は農民の願いを受け入れる。

こんな風に、良いシーンをあげていけばキリが無い。
どれだけ時間があっても足りない。だから一番手っ取り早いのは、これを読んでいるあなたが本作を観てくれることだ。どれだけ筆舌を尽くしても尽くしても尽くしがたい。

ということで「七人の侍」。堂々の黒澤明リクエストランキング、堂々の第一位でした。



************************************

やー。いかがでしたでしょうか。
これほんとに最後まで読んだ人がいらしたらお疲れ様でした。そしてありがとう。
さぞ疲れたことでしょう。眼精疲労も半端ないことでしょう。すまんかった。
個人的には「生きる」が一番好きだと思ってたんだけど、やっぱり観てしまうとどれもこれも面白くて全部好きになってしまった。ほんとにすばらしい映画ばかりです。今は手軽にDVD で観られるんだから良い時代ですね。文化財ですね。

まー何ってんでもないですが、今度ツタヤに行った時にふとこのエントリを思い出して 何とはなしに黒澤作品を手に取ってみたり、そんな風なきっかけになれたら嬉しいなと思います。
では長々と失礼しました。これにて終了。どんどはれ。

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セヴンサムライとかも見てないの
> 前半を観終わった時点で既に衝撃(「黒澤明の映画ってこんなに面白かったのか!」)と感動でボロボロに号泣。来週も必ず授業に出なければ!と心に誓った。にも関わらず、次の授業は遅刻してしまい出席出来なかったのである。これは運悪くこの授業が1限だったことと、キャンパスがド田舎にあったことによる。(まあ第一の理由は自分のずぼらな性格だが)

ここの箇所大好き。あなた大好き。
ところで、『生きる』は同居人(学部生、男、数学・哲学科、イングランド出身)が見たらしくてすっごい良かったーって言ってたよ。クロサワはすごいね。
わたしこの5本だと『生きる』しか見てないんだなあ。どれも見たいけど、『天国と地獄』がとくに面白そうです。
やもり 2009/02/26(Thu)06:10:52 編集
レッドマスタージはいかに
な、何故その箇所をそれほどまでに好いてもらえるのか全く分からないけどありがとうございます!
て 照れる(ヒュー)
『生きる』はやっぱり海外でも評判高いんですねえ。海を越えて感動を与える・・・なんて映画っぽいんだ!黒澤映画って何より「ものすごく映画っぽい」ってのが特徴だと思う。映画らしいダイナミックさ、があるというか。『生きる』なんて、題材は身近というか、誰にでも起こりうる話なのに壮大なんだよなあ。何だろう・・・不思議だなあ。

『生きる』が好きな人ならきっと『赤ひげ』も好きだと思う。
『天国と地獄』はねー、良いですよ!三船敏郎演じる権藤がかっこいいんだ・・・!
もちろん『七人の侍』も超おすすめなんだけど、凄く長いし体力使うからなあ・・・
dogra 2009/02/26(Thu)14:24:16 編集
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