忍者ブログ
くしゃみしたらヘッドホンはずれた
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


ああー
どっからだっけー


幻影師アイゼンハイム



幼い頃の恋人は身分違いの姫君で、
アイゼンハイムが中国に渡り一人前の幻影師になって戻ってきた頃
彼女は皇太子殿下のフィアンセとなっていた。
再び心を通わす二人だが、その事に気づいた皇太子は…

予想以上にものすごいベタな話だった。
うーん、何て言えば良いのか…普通。

かもめ食堂



フィンランドの地で食堂を営むサチエのもとに、ふらふらと現れるミドリとマサコ。
いつの間にやら、いつまでともなく 2人は食堂を手伝い始める。

名脇役・小林聡美を主人公に据えると、何処かサブカル臭いのを誇りとしているように見える映画が出来上がるので やっぱり小林聡美は脇役が良いと思う。
映画を見てる間中、猫が好きメンバーから室井滋ただ一人だけがハブかれてしまった理由、とか
フィンランドにあんな立派な店を出した割には洋服とか自転車とか買い物袋までいちいち可愛いし
部屋も広いしきれいだなー。この人よっぽど日本で貯金して行ったのかなー。とか
一か月店に客が来なくってもけろっとしてるってありえないなー。とか
気まぐれでシナモンロール焼いてあっさり客が来るなら最初っから焼けば良かったのに。とか
余計なことばっかり考えてしまったせいで全く癒されなかった。
あとチョイ役で「過去のない男」に出ていたフィンランドの名優 マルック・ペルトラが出てた。
アキ・カウリスマキの作品だとどうもそうは見えないけど、やっぱりこの人ちゃんとした俳優さんなのね…
それが再確認できただけでも満足。としておこう。

PARIS



心臓に病を抱えた、いつ死ぬとも知れぬ男が
毎日部屋の窓から眺めたパリの町並み。
そこに住む人たちの心模様、恋模様をつれづれに描く。

フランス人ってのはほんと死ぬ間際まで恋愛とセックスについてしか考えてねーんだなと思った。
これ観た前の日に「かもめ食堂」を観ていたんだけど、かもめはそこそこに若い女性3人が主人公なのに恋愛ネタが皆無だったのに比べて、こっちは出てくる人の8割がおっさんとおばさんなのに呆れるくらい恋愛の話しか出てこなかったのが印象的だった。これが日本人とフランス人の文化の違いか。
主人公の青年が「最後のクリスマスなのにセックスなしなんて」とぼやいているのを見かねて姉(ジュリエット・ビノシュ)が職場の同僚女性を紹介するんだけど、食事した後にベッドでものすごくぎこちなく抱き合う彼女と主人公の 気持ちがものっすごい噛み合ってない様子がありありと表現されてて笑えた。
ぎくしゃくすんならやめとけよ!そんなでもやっぱしないよりはましなのか?フランス人ってそうなのか?
うーん 興味深いなあ。たぶん日本人は途中でめんどくさくなってやめちゃうよね。

誰も守ってくれない



殺人を犯した少年の妹と、彼女を守る警察官が
世論やマスコミから追い詰められながらも
必死に生きようとする姿を描く社会派ドラマ

うーん…まあテレビ局主導でしかも監督が「あの」踊る大捜査線の人じゃあこんなとこだろうね。って感じ。
世論側の意見を代弁する人が一人くらいいても良かったと思うんだけど。
ていうかこの映画作ってる人はインターネットを魔法のランプとでも思ってんじゃないの?
あとインターネットを駆使して志田未来を追いつめてた黒幕の正体がちょっと安易だよ。
新聞記者の描かれ方も地味に酷かった。
フジテレビのやり方は露骨だな!

でも見てるうちに志田未来がなんか可愛く見えて来て困りました。
ふくふくのほっぺ触りたい。

ゾディアック



1968年から1974年の間に起こった未解決連続殺人事件「ゾディアック事件」を題材に、犯人に翻弄される警察や新聞社、そして果敢に犯人を独自の方法で捜査した漫画家の視点から描く。

やっぱり実在の事件を調理するのっていくらデビッド・フィンチャーでも難しいんだなー。と思いました。
ジェイク・ギレンホールが何考えてんだかわかんない新聞社の漫画家(イラストレーター、と言ったほうが良いのか)を好演してた。ロバート・ダウニーJrのムカつく新聞記者もすごいハマリ役。
劇中で警察主催の「ダーティー・ハリー」上映会が行われていたのは実際にあったことらしい。
「ダーティー・ハリー」に登場する魅力的な悪役、スコルピオは ゾディアック事件の犯人、ゾディアックをモデルにして作られた。
警察は殺人犯ゾディアックが非常に高い自己顕示欲を持っている事に着目し、自分自身がモデルになったスコルピオをその目で観るため(しかも警察主催の上映会に!)必ず現れる!と踏んで上映会を行ったとか。その際、アンケートボックスの中に刑事が入り、ゾディアックを捕まえる為に待機していたと言うんだが
この話が本当なのかウソなのか、良く分からないまま噂として聞いた。
でも警察主催の上映会自体は本当にあったんだと思う。じゃなければ劇中にあんなシーンは挟まないだろう。
しかし時々現実の人間は、作りごとよりも面白い事を企てるね。

警察や海軍がこぞって取り組んでも解けなかったゾディアックの残した暗号を、ニュースでそれを見ていた歴史学者の妻があっさり解いてしまったというエピソードも面白かった。

幻影師アイゼンハイム ☆☆
かもめ食堂 ☆☆
PARIS ☆☆
誰も守ってくれない ☆☆
ゾディアック ☆☆☆


ちょっと辛めに採点してみた。
ゾディアックは実在の事件をベースにしてる、という点でちょっと加算。
ちなみに今衛星第二で黒沢明特集をしていて、私はもれなくそれを観ているんだけど
黒沢映画はまた別の時にきちんと順位をつけて紹介したいと思います。
遅ればせながら、三船敏郎のかっこよさにメロメロ来ているところ…
次は「生きものの記録」を観たいなー!




「ダーティーハリー」のハリー・キャラハンは承太郎のモデルなんだぜ。
劇中に「何をするんだ」「ズボンを切るのさ それじゃ手当できないからな」「よせよ結構高かったんだ 脱ぐよ」「意外とけちだな」って会話が出て来た時は震えた。
PR
COMMENT FORM
NAME
URL
MAIL
PASS
TITLE
COMMENT
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
TRACKBACK
TRACKBACK URL > 
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
参加しています
モバビス
最新CM
[05/14 Backlinks]
[11/15 かんりびと]
[11/13 ベアール]
[11/10 カンリニン]
[11/08 ベアール]
最新TB
心に本棚を作れ!
メルフォ
アクセス解析
バーコード
忍者ブログ [PR]
"うらもち" WROTE ALL ARTICLES.
PRODUCED BY SHINOBI.JP @ SAMURAI FACTORY INC.