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くしゃみしたらヘッドホンはずれた
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お待たせされました。
CLANNAD DVD最終巻が先週発売。と同時にレンタル開始。
この・・・発売とレンタル開始が同時っつーの、凄く良いシステムですね!
昔は結構レンタル開始が遅かったりしたよーな気がすんですけど。最近は同時なのかしらん。

てのはともかく。




借りたよ
借りて見たよ
見たんだけどさああああ







みゃあああああああああああああああ
はわわわわわわわわわわわ
ぬううううううううううううううううううううう




智代ォオオオオオオオオオオオオ
可愛いよ智代ぉおおおおおおおおおおおおお!!




ふう・・・・・


えー、このDVD最終巻に収録されているのは
アニメ最終話(22話)
番外編(23話)
そしてテレビでは未放送の
智代編
の三篇でござーます。
ま、最終話は何と言うか

ふつー。

と言いますか。私の中ではもう18話で話終わってるよーなもんですから、後に続いた渚の過去話とかは割とどーでも良い。みたいな感じだったわけで。
番外編ってのも「風子出てくんじゃね?」とかわくわくしてたら結局朋也と渚がデートして終わっててちょっとがっかりしましたです。まあ春原は可愛かったが。
言うなれば私個人の感想としては、この2話は消化試合。最早勝ち負けはそこに無い。といった具合でござんした。


で。その後の智代編。
先述の通り私は渚タンが一番ごひいきだったし、智代のあのいかにもエロゲ・・なキャラ付けも正直苦手だったので全く期待せずに見始めたのですが
もうこれが!!あんた!!


お話の設定としては、本編では18話あたりにあたるところから。
本編では渚ルートまっしぐらだった朋也が、智代と付き合い始めている。という話。
どうやら渚と演劇部再興のために頑張る、という流れ自体無かったことになっているみたいで、朋也の周囲には智代と春原しかいない様子。なので、朋也も春原も「スポーツ推薦組のくせに部活を辞めて何もしてないろくでなし」という本編1話の状態から何ら浮上してないという状況のようです。
うわ・・・なんだこのまだ3分とかしか経ってないくせに既に悲しすぎる展開・・・
これを見るとつくづく、渚と出逢ったことで救われたのは朋也の方だったのだなあ。と思わされます。
何となく付き合い始めた智代は、生徒会長選挙で見事当選。一躍時の人となり、校内でも何かと注目の存在に。それと同時に恋人である朋也も、不本意ながら衆目を集める結果となるのでした。
成績優秀、容姿端麗な女生徒会長の恋人は、万年遅刻の不良。自然、朋也に向けられるのは周囲からの冷たい視線と冷やかしの声。
それでも、周囲は関係ない。要は自分達がどうあるかだ。と言い切る智代に笑って頷く朋也でしたが、周囲の期待を背負い、どんどん忙しく立ち働き、次々と成果を上げていく恋人を見ながら、自分自身の無力を嫌と言う程思い知らされるのでした。とどめをさすかのように、教師や生徒会の委員から向けられる声。

「お前は、分かっているのか?」
「自分がどういう人間と付き合ってるのか」
「自分がどういう人間なのか」

周囲からの容赦ない声と、自分自身の自信のなさに打ちのめされた朋也は 智代を呼び出し、別れを告げてしまうのでした。


全体的にこういう、ちょっと暗い感じで進む話です。
まあ智代と朋也のスペック差を考えたら割とリアル。
ゲームやってないんで、朋也が不良とか落ちこぼれとか聞くとどうも違和感を感じるのですが(アニメ見てるとどー見てもリア充)まあ不良って言うんならそうなんでしょう。とライトに処理することにして。


ストーリー的には割とありがちな話で、特筆すべきことも無いんですが
とにかく感心したのは表情の描写。
特に泣きだね!

まず目を惹くのは朋也の泣き。この一話のなかで結構な頻度で泣いてんだけどいずれも良い泣き。
私、本編の風子が消えちゃう回で渚と朋也がめっちゃ泣いてるシーン思わず笑っちゃったんだけど、あん時と比べると今回の泣きの演技凄すぎる。いや演技つーか。絵だけど。
18話の椋と杏の泣きよりも何かこう、抑えた表情の動きが細かすぎて見入った。
やっぱ毎週放送のアニメとはちがうもんなー。時間かけて作ったから細かいんだろーか。
泣き出す直前の無表情さとか、寸前に目のきわに線が入るところとか、瞳孔がちっちゃくなるとことか好みでした。

しかし今こそ思い出して欲しい。このエントリの冒頭で私がフォントまで弄くって叫んでいた名前を。


朋也に別れを告げられても、それでもやっぱり智代は朋也が好きなんであって。
そしてもちろん朋也も智代が好きなんであって。
でもお互いの住む世界は地味に違うわけで。
朋也は卒業したら大学に行かず、自分の住んでいる町から一歩も出て行かず小さなリサイクルショップの事務所に勤める事になっていたし。
でも智代はきっと良い大学に入って、いろんな人と出会って、自分の力を活かせる仕事について・・・

とてつもなく広い世界が彼女を待っているわけで。
でもその智代がきっぱりと
「私が お前のところまで行く」と朋也に告げた瞬間
「私がお前を選んだんだ」と聞いた瞬間
朋也の中にあった迷いは全て消え
少し遅れたけども
やっと自分の口から
「じゃあ俺も お前のとこまで行く」
そう言えたわけですよ。

その言葉を聞いた途端、あの

いつも毅然として 堂々として 自信満々で理路整然として
朋也に別れを告げられたその時でさえ
涙を流さなかった智代が
子供のようにぼろっぼろと涙を零し始める

その顔が、もう、うわ、やめ、


みゃああああああああああああああああああああああああ

可愛いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい


ってなもんですよおやかた様!!おやかたさまぁあああああ!!!!
その智代を見て朋也が駆け寄り、彼女をずばっと抱きしめるんですが
その絵がこれなんつっていいのか
朋也の勢いで2人が一瞬カメラからはみ出るっつーの?
カメラが、じゃなくて人物がブレる。
あっこれすっごい京アニっぽい!何かあんま知らんけど多分映画とかで使うカメラワーク的な!!分からんけど!と一人はしゃいじゃったwwwwwwこれで俺もアニメ通wwwww


これは、サブタイトルにもある通り「もう一つの世界」。
アニメでは渚ストーリーをメインに作ってはいましたが
そもそもマルチエンディングのうちの一つの話、という意味では
どのエンドも等しく、「存在したかもしれない一つのお話」。
そしてそれは同時に「存在しなかったかもしれないお話」でもある。
それがこの類のゲームの宿命であり、弱点でもあるわけですが
今回のこの智代編は、この宿命を逆手に取ったと言えなくもない。
主軸としての渚ストーリーを既に本編として放送してあったから、智代編を一話で見せる事が可能だった。
ゲームで、例えばキャラ全て攻略するとなれば、それぞれの分岐に分かれるまでのストーリーを何度も何度も繰り返し見る事になるわけですが、その繰り返しだけを見事に切って、分岐後のストーリーを一話にまとめて見せるという、アニメだから可能になったショートカット。
こーゆーとこが上手だなあと思う。
まー、こーゆー事をやると「じゃあ他のヒロイン達のストーリーもやってくれよ!一話で!」と言い出すファンがたくさん出てきて厄介なことになりそうですけど。そこらへんのリスクに全然腰引けてないのもすてき。


いやー。ともあれDVD第8巻は智代編必見ということで買いです。いや買いつーか。私は買いませんけど。
これを見て何であんなに「智代アフター」とやらが人気あるのか漸く分かった気がします。
智代アフターについては各々ググって下さい。
しかしあの泣きはちょっと癖になりますよ。18話と智代編だけ手元に置いておきたい・・・だが物理的に無理なのでそんなことはしません・・・・ドゥフフ・・・



あ、てかCLANNAD二期やるらしいですね。今度はちゃんとテレビで見よう・・・いやあ楽しみだなあ!何かすげー暗そうだったけど!!

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