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*今回も件のBLゲーム「咎狗の血」のお話です*
一度ちょっかい出すととことん手を出したくなる病。
まあ擬似恋とでも申しましょうか。
この病気は毎度の事ながら
発病すると暫くおさまらないのですが
時が過ぎるとおもろい程ぴたっとおさまってしまうので
どうせならおさまらん間に手当たり次第遊んでおこう というのが私のスタンス。
とはいえさすがに5000円越えはきついんだわ!
ということで 比較的安価に済む方向でリサーチしとりましたらば
何か漫画が出てるということで。
こいつぁ良いや!
と本屋に向かいました。
このときは・・・思いもしなかったのです・・・・
まさか・・まさかあんな事になっていたなんて・・・・!!
!?
何か二つあんで。
描いてる人も違うみたいだし出版社も別。
まーそら同じ出版社から二種類は出ないわな。
しかし何だこりゃあ電車男みたいだな!!
まあ良いやちょっと立ち読みしてまあまあだったら買ってみよー・・・って片方5巻も出とんのかい!そら無理だわ。つーかこれ描いてんの茶屋町勝呂!!懐かしい!!昔松本大洋目当てで買ってたIKKIに「あざ」っていう坂本竜馬の漫画描いてたから覚えてるわ!(克明な記憶)
あーそっかそっかーあの人かーまー昔から絵は割かし綺麗だったしビジュアル系原作付漫画だったらお手のもんだろーね・・・私も昔「あざ」買おうかどうしようか結構迷ったし。
しかしこの人の漫画って何を隠そう
ものすごく読みづらいんですよね。
なんだろー、絵柄は全然嫌いじゃないし、ストーリーが駄目とか構成がまずいって訳でも(多分)無いんだけど、どうも動きが見えてこないというか。コマとコマの間で何が起こったのかわからんというか。「・・え?今何した?」って前のコマを見直すことが多い。
あ、ていうか私が読みなれてないだけかも。他の人は読めんのかも。
なーるほどねーこーいうとこで描いてんのか・・・ていうか昨今はゲーム原作にした漫画ってすっごいたくさん出版されてんのね。色んなゲームが漫画になっててそれが並んでて、結構びっくりした。いつもはあまり足を踏み入れない出版社ゾーンだったもんで新鮮でした。いやはや。
ちなみに茶屋町バージョンは原作よりグロ多めだけどホモはなし、という独自の展開を行っているようです。私はこっちじゃなくて一冊しか出てない方(左側)買いました。
こっちは絵もストーリーも割と原作に忠実。買ってから知ったけど、一冊で完結だそうで。
で、光の速さで読み終えましたが
まあ・・・絵が上手だねえ・・・・
何と言うかこう・・・小奇麗だねえ・・・・
あんまこういう綺麗な絵の漫画読まないからさあ・・・
新鮮でした。(こればっか)
ま別におもしろかなかったですけど。
シナリオおさらいみたいなもんだしね。
漫画として優れてたというわけでもなし。
ただ「やっぱこのゲームってそれなりに人気あるんだなあ」てことは分かった。
原作に人気無かったらこういう漫画は出ないよね。多分。
私のこの病気が発症するのは「不特定多数の人間が自分から見て全く得体の知れないものに夢中になっている様子」ってのがどうにも好奇心を刺激するからであって、だからその「得体の知れないもの」の輪郭がある程度つかめると大体熱が引いて飽きが来るってのが常のことなんだけども、
今回漫画版咎狗を読んだことで、かなりその輪郭に近づいた気分。
大体把握した。みたいな。だからもうそろそろ終わるんじゃねえかな。今回の病気。
――と思ってたんだけど
実は先ほど
「PC版にはどうやら”腸(はらわた)引きずり出されるバッドエンド”が存在するらしい」
という事実を知ってしまった。
はらわたてーーーーーーーーーー
最早BLでもエロでもないじゃない!
何か・・・凄いなこのゲーム。
何を目指してんのか全く分からん。
ちょっと度肝を抜かれたついでに正気もどっか飛んでった。
そういうわけで
もうちょっとだけ続くかも・・この病気・・・
(何か本気で買ってしまいそうで怖いなあ)