くしゃみしたらヘッドホンはずれた
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
無沙汰にもほどがあろうが!
どうもみなさんお久しぶりです。
生きてますか?と聞かれれば生きてるどころか映画見てます。そう答えます。ブログというもののテーマ上。
本来ならば書きさしの「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」について先にアップするべきなんですが、折よくリアルタイムに映画を観たもんでまずそっちを。
まあ、私がこれ観ない筈が無いんですよ!
あって無いようなもののあらすじ
インチキ美容クリームのセールスマンとかコールガールとかヤクザとかギャンブラーとかキャバ嬢とかインポのオッサンとパチスロ好きの嫁とかがそれぞれの部屋で騙したり騙されたり!
簡単に言えばパルプ・フィクションとロックストックツースモーキングバレルズのオマージュつーかスクラップつーか。
それぞれがそれぞれのしょーもない欲望や因縁にがんじがらめになって滑稽な一晩で失ったり得たり得たものを台無しにしたりするっていうそんだけの話。で。
こういった そんだけの話を語る上で重要なのは2つ。
1 それぞれの話がキャラ立ちしていること
2 最後に観客を唸らせるオチがついてること
で、本作品は1はともかく2がどうしてもちょっと弱い。
それぞれの小ネタはそれなりにまとまっているけども、1つ1つの関わりがほぼ皆無。
だから結局バラけた変な人達の話ってだけで終わっている感はある。
だからといってつまらない、という訳でもない。
1つ1つはそれなりに愉快だし、キャラ立ちは申し分無い。
ただなー。どうしても「やってる人達が1番楽しい」感は否めないんだよね。内輪的というか。
豪華なキャスティング、というのが1番の売りになってしまっているというのはある。
メイン(セールスマンとコールガールの話)にもっとクローズアップして他の部屋のネタを刻むとか、或いは更に密接にそれぞれのネタを絡めるとか。
もう一捻りあったら良かったんだけど。
ただ、こういう意欲的な作品は個人的には嫌いじゃないです。
絵とか音楽に対するこだわりも良かったと思う。
細部を作り込む情熱は感じた。
後は本筋が文句無しに面白ければ。
エロと暴力に意欲的な点は良かったです。
とりあえず。
生田斗真のトランクス姿 おいしゅうございました。
ダーヤマと璃子ちゃんカップル おいしゅうございました。
山崎真実のヨガポーズ おいしゅうございました。
玉山鉄二のチョコレートミントスーツ おいしゅうございました。
古田新太と池田鉄洋はもう少し効果的に使えたと思いますが、何だかんだ言いつつ結構楽しみました。
次回作に期待できる映画監督は貴重です。
堤幸彦に億単位の金を使わせるくらいなら、この監督に映画を撮らせる方がどんだけ日本映画界が豊かになるか分かりません。
ノーモア20世紀少年!
オススメです!
PR
COMMENT FORM
COMMENT