くしゃみしたらヘッドホンはずれた
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ご無沙汰でーす!ペロッ!
ここんとこ、まーあんまり口にしたくない言葉ではありますが忙しくて映画感想どころじゃござんせんでした。
かといって映画鑑賞どころじゃござんせんかというとそうでもない辺りでさほどではない私の忙しさをニュアンスとして捉えていただければ話が早くて助かりますが。
要するに怠けていた訳です。
「ハートロッカー」もきちんと観た癖に一文字も感想をしたためてはおりません。いかんいかん。
私は観た映画の感想を書く、というのを半ばリハビリのような気分でやっております。
朝起きて会社に行き、仕事をして家に帰り風呂入って寝る。
休みの日は起きてだらだら着替え、映画を観て帰って来て風呂入って寝る。
こんな暮らしをしていたら脳みそが錆び付いて死ぬ。怠惰な私の代わりに、脳細胞だけが次々と。
という事でささやかながら頭を動かす為にとブログなんてもんをやってる訳です。
…はい。
ではそーいうスタンスで今宵も軽口気分の感想を。
レッツトゥゲザー。
あらすじ
19世紀ロンドン。数々の難事件を解決し、既に名探偵の名をほしいままにしていたシャーロック・ホームズとその相棒である医者のジョン・ワトソン。彼らが解決した黒魔術による連続婦女殺人事件の犯人・ブラックウッド卿は処刑直前にホームズを呼び出し、「これから三人が死ぬ。お前は彼らを救えない。そしてこの世界は間もなく終わりを迎えるだろう」と不吉な言葉を告げ、絞首刑に処される。
それとほぼ時を同じくして、ホームズに人探しを依頼しにある女が現れる。彼女こそは、かつてホームズが愛した女、アイリーン・アドラーであった。
その数日後、ブラックウッド卿が生き返り墓場から脱け出したという目撃情報がホームズに届けられ、その事にアイリーンからの依頼が深く関わっている事が分かってくる。やがて黒魔術士の復活はロンドン中を巻き込んだ大事件に発展していくのだった…
世界中のシャーロキアンも大満足!という事で「それは良かった」という気持ちと「満足してるシャーロキアンの殆んどが女なんじゃねーのか」という疑念が半々(そもそも全シャーロキアン人口の内女性の割合が圧倒的に多そうな気はする)。
監督がガイ・リッチーという事もあって(というか要所要所ガイ・リッチー過ぎる気もするんだけど)、映像がスタイリッシュでファッショナブル。あまり洗練されすぎていてちょっと時代が感じられない。寧ろファンタジーっぽかったかも。FF6のような世界観…
常々思う事ですが、昔の世界(特に都市)ってもっと汚かったんじゃないだろうか。景観的な美しさはともかく、衛生面では明らかに今よりも劣ってるわけだし。
んで汚れの表現って難しいんだろうなってのは割と想像もたやすいんだけど、そういうもんの表現が上手い人とそうじゃない人ってのがあると思う。
で、「ロック・ストック・トゥースモーキングバレルズ」とかを観る限りガイ・リッチーは多分上手い方だとは思うんだけど。ただどうしてもスタイリッシュであって、やっぱ現代もしくはファンタジー近代なんですよね…
ちなみに古めかしくて汚いロンドンが得意な監督は多分テリー・ギリアムじゃないかと思います。勘だけど。
で。
映画自体は何て言ったら良いのか、非常にバランスが良いというか綺麗に纏まってるというか、そんな印象の映画でした。シャーロキアンの人達にも好意的に受け入れられたと聞いて、あーそうだろうなと思う感じ。
あまり反感を買わなそう、というか。
ただ非常に映画らしい映画ではあります。魅力的なキャラクター、謎、アクション、爆発、お色気、ギャグ とあらゆる要素がきっちりと詰まっている映画。幕の内弁当みたいな。
取り立てて美味しいって訳でもないけど弁当としては纏まっていて文句つけづらい。的な。あれ…あんま誉めてるように聞こえないな…
ともあれ映画を観たいんだよ!という気持ちには間違いなくある程度応える作品であります。
映画だよ映画!劇場版じゃなくて映画なんだよ!観たいのはよお!
ってあれやこれの予告編見ながら思ってる人にオススメ。
別にそんな事思ってない人にも普通にオススメ。
↑この間口の広さが本作最大の魅力。
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