くしゃみしたらヘッドホンはずれた
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手放しで絶賛した「ダージリン急行」が巷では割と賛否両論なのを知って驚く。
参考:ヤフー映画 グー映画 あたり(グーのがきついかも)
うーんインドってのがどうも一家言ある方々の目に留まるキーワード過ぎたのか?とも思う。別にこの映画、インドじゃなくても成立しそうだし。インド独特のエピソードって特に無かった気がするし、何より登場人物のアクがあまりにも強いから…むしろ「あのインドを舞台にしても顕在なアンダーソン節」ていうイメージのが勝ってる?確かにインドにつられて見に行った人には期待はずれだったかもしれませんねぇえええ。みたいな。
しかし期待して見に行った映画がつまんなかった時の狂おしいまでの脱力感は痛い程分かる。ので。でもこれに懲りてアンダーソンさんの映画を嫌いになったりはしないでね…とファンとしては思う次第。
しかし「スピリチュアルなものを求めてインドを旅する白人ってのがあまりにもステレオタイプで萎える」ってのはちょっとまじめすぎないか…アンダーソンの映画ってのは、そのステレオタイプさが傍から見たら時に滑稽だけど、本人はいたって真面目に人生に向き合っている、っていう温度差の違いを楽しむ映画だと思うんですけど。まあ見る人によってそれはあれなんだけど。あれ。
うーん、それにしても私はこの人の映画に全幅の信頼を寄せるあまり周囲の声に対して非常に鈍感であったよ!こんなに見る人によってイメージが違うんだとしたら、お勧め!って大声で言うのもなんか憚られるなあ。まあ気になったら見てください。でもあんまり期待しないで。私はこの人の大ファンだから。多分これからもずっと。
でも何にしろファンの批評って、へたしたら世の中で一番あてになんないからね。
参考:ヤフー映画 グー映画 あたり(グーのがきついかも)
うーんインドってのがどうも一家言ある方々の目に留まるキーワード過ぎたのか?とも思う。別にこの映画、インドじゃなくても成立しそうだし。インド独特のエピソードって特に無かった気がするし、何より登場人物のアクがあまりにも強いから…むしろ「あのインドを舞台にしても顕在なアンダーソン節」ていうイメージのが勝ってる?確かにインドにつられて見に行った人には期待はずれだったかもしれませんねぇえええ。みたいな。
しかし期待して見に行った映画がつまんなかった時の狂おしいまでの脱力感は痛い程分かる。ので。でもこれに懲りてアンダーソンさんの映画を嫌いになったりはしないでね…とファンとしては思う次第。
しかし「スピリチュアルなものを求めてインドを旅する白人ってのがあまりにもステレオタイプで萎える」ってのはちょっとまじめすぎないか…アンダーソンの映画ってのは、そのステレオタイプさが傍から見たら時に滑稽だけど、本人はいたって真面目に人生に向き合っている、っていう温度差の違いを楽しむ映画だと思うんですけど。まあ見る人によってそれはあれなんだけど。あれ。
うーん、それにしても私はこの人の映画に全幅の信頼を寄せるあまり周囲の声に対して非常に鈍感であったよ!こんなに見る人によってイメージが違うんだとしたら、お勧め!って大声で言うのもなんか憚られるなあ。まあ気になったら見てください。でもあんまり期待しないで。私はこの人の大ファンだから。多分これからもずっと。
でも何にしろファンの批評って、へたしたら世の中で一番あてになんないからね。
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ウェス・アンダーソン監督の最新作
「ダージリン急行」を見てきた。
まあ内容は相変わらずの感じで。
「ザ・ロイヤルテネンバウムズ」が面白すぎて
前作の「ライフ・アクアティック」を見に行った時も
もちろん今回もそうだったんだけども
見る前に楽しみすぎて期待感が大変なことになる。
にも関わらず前回も今回も全く裏切られず。
楽しかったぁあああ。楽しすぎて定期を映画館に忘れてきた。
(ウカツ)
仲悪いって程でもないけど、何となくお互い信頼できない3兄弟が
インド旅行を介して少しずつ心を開いて行くという・・・
あらすじを説明するとほんとに分かりやすすぎてひょっとして
これあんま見る気になんないんじゃないか?大丈夫か?
何でこの映画がもっとブワーって有名にならないのか不思議。
ディテールの凝りようといい登場人物の「バカだけど憎めない」度合いといいほんと完璧だと思うんで見に行って欲しいです。心底。
見に行った時も客席ガランガランで、多分同じ館でやってた「マイ・ブルーベリー・ナイツ」の観客の1/3くらいしかいなかったけどね。
「絶対こっち(ダージリン急行)のが面白いのにね…バカだよね…」ってひがみながら帰りました。寂しすぎる。
寂しすぎたので「ザ・ロイヤルテネンバウムズ」と「ライフ・アクアティック」のDVD買って帰った。
名作が2枚で3000円なんだから良い時代だね…
まだ「ライフ・アクアティック」の方しか見てないんだけど特典映像に未公開シーンが入ってて嬉しかった。
これで1500円だと…!!
ところで「ダージリン急行」のジェイソン・シュワルツマン(一番上の写真で最後尾に乗ってる人)は「ザ・ロイヤルテネンバウムズ」でリッチーやってた人。
じゃないんだね!!!
出てきた瞬間「あ、いつもの人だー」と思ってたら全然違う人で衝撃を受けた。
しかも割と有名な人らしくまたびっくり。「マリー・アントワネット」に出ていたとは…
リッチーやってた俳優さん(ルーク・ウィルソン)はオーウェン・ウィルソン(一番上の写真で真ん中に座ってる人)の実弟だそうで。
オーウェン・ウィルソンと言えばこないだ見に行った「ノー・カントリー」で物語の序盤に殺される保安官がオーウェンにしか見えず「あれ?これオーウェンじゃね?」って事ばかりやたらと気になり物語に集中できませんでした。
あの人ほんと気を抜いてると思いもよらない映画でチョボッと出てたりして下手したら笑う。
まあそんなこんなで。
おすすめでした。
あ、あとこの監督の映画は全て音楽がとても素晴らしい。
サントラも凄くお勧めです。何故かロイヤルテネンバウムズのサントラがアマゾンで引っ張ってこれないので自力で探して下さい。HMVとかで。ダージリン急行もサントラは出てます。これもなかなかの名盤。
あとライフ・アクアティックで使われてたのは殆どがブラジル人のアーティストセウ・ジョルジによるデヴィッド・ボウイのカバーなので、サントラor映画試してみて気に入った方はセウ・ジョルジのアルバムに手を出すのも良いと思う。このセウ・ジョルジは本編にもチーム・ズィスーの一員、ペレ役で出演していて、面白い人だ…と思っていたら「シティ・オブ・ゴッド」にも出ていたとか。思ったより本気(失礼)で俳優さんだったらしい事を知って驚き。
RADWIMPS 「オーダーメイド」
PV好きだわあ。
いかにも過ぎて好きだって言えないものの中に
あのケーブルだか何だかのプロモが延々と流れるチャンネルと
テレ東でやってるファッション通信とシネマ通信がある。
え、なに、かっこつけてんすか。みたいな。言われる気が。
いや誰にとかでなく、内なる自分に。
しかし邦楽のPVって独自の文化を歩んでて
何か結構楽しい方向に行ってる気がしますよ。
むずかしもの好きで理屈っぽいところと
細かいとこにやけにこだわる職人気質が
合体してこう、うわぁ~何これぇ~みたいな。わかんねーか。
RADWIMPSの曲って「いい」って人と「恥ずかしい」って人に分かれるね。
あんまこれ「嫌い」って人は私の周囲にはいないんだけど、まあ恥ずかしいって気持ちも分かるこた分かる。
あとニコニコでPVとか見るとコメント欄があまりにも荒れてて笑う。
書き連ねるぜ
あすなひろし
多分これ読んでる人であすなひろしの漫画読んだ人
ほっとんどいないと思うんだけど
(あすなひろしで検索してきた人はともかく)
そんなん関係ない。なさすぎる。
やっぱ我々は人間なので 犬畜生とは違って。
理性と本能の間で欲望と純情の隙間で常に揺れ動く定まらない存在なので
非常に高等な脳味噌を持ちながらも、夕焼けの赤さに感動し、時によっては、心が弱ってる時とかには下手したら涙さえ流してしまう、その理由さえ未だに解明できない不安定で心細い生き物であるがゆえに
観念的でプラトニックで純粋で手を握っただけでギュッみたいな幼子の抱く慕情のような物語を読んで喚起される性欲もあれば
肉欲と愛欲でどろどろでぐちゃぐちゃな獣同士のような絡み合い纏わり合いを目にしてあふれ出る純粋な芸術と対峙したかのような崇高なところにある感情の動きもあるわけ。
やおいってそんなもんである気がする。
客観的視点から考察しようとするとどこか白けたつまらないありきたりな論旨になる反面
主観的な目から語ろうとすると一気に「これはもっと評価されるべき」的方向に暴走する。
そこには少なからず「性欲」というものがある筈なのに、当事者の腐れ姐さん達もオタクサブカル文化に対しては一家言ある偉いんだか偉くないんだかよう分からん文化人も、揃ってそこに確かにある純粋な欲望を無視して語ろうとする。性欲が無かったら誰が男同士の濡れ場なんて読むかっつーの。
高尚であると謳えば謳うほどいよいよその嘘臭さ耐え難く
低俗であると哂う声を聞けば聞く程心が擽られる。
信じられない程のやまなしおちなしホモ漫画が600円とか700円で取り引きされるこの時代においてもなお、やおいに存在意義があるとするならそーいうせまーいところに向けたあまのじゃくカルチャーとしてのそれなのではないか。とろくにやおい読んでない私が夢想。
それにしても結局、21世紀の今となっても 女には性欲が無いってのが世間的結論の落としどころなのか。
まあ冷静に考えればそんなこといちいち論ずることでもないよね。
そして何故唐突にやおいについて語ったかというと
これ読んでぼろくそに言いたい衝動に駆られたから。(病気が出た)