くしゃみしたらヘッドホンはずれた
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あー、ここまでだらだら書いて来たAIRですが、まあ何ですか、一応攻略し終えたのでそれなりに最後締めておかないとなって感じで ってもいつも通りこういう雰囲気でなんも考えず書き連ねるだけなんですがそこはそれ。
そもそもこれを書き始めたのは「泣けるかどうか」ってのが知りたくて、泣けなかったとしたら何でなのかってのを自分に問い詰めるためのあれだったわけで。あれ。
とりあえずの結論としては あー何はともあれ泣けませんでしたよ。まーそうだろうな。って感じなんですけど。ストーリー大体把握しちゃってたってのが痛いよねー。予備知識何もなしにプレイしたら泣けたかも。と思うけどいやそれはどうかなあ。言ってる傍からちょっと違う気がする。うーん。
でもあれで泣けるって人がいてもそれほど不思議ではないかな。というか。なんだろーストーリーが秀逸だとかそういう意味での涙もまーあるだろーけど、どっちかっつと夏休みとか白い雲とか青い空とかそういったものに誘われる涙のが実は多いんじゃないか。な?んん?
学生の頃のこと思い出すわー、的な。いや分からん。勘です。懐かしいところギュッとされると弱いからね!大人は!いや知らない。これも勘です。
また町並みもレトロで非常に宜しい。プレイヤーのなつかしボタンを連打する気まんまん、といった作り手の気概が感じられます。(思い込み)個人的にツボだったのはあの古い自動販売機!あの売ってるのが全部紙パックのジュースでボタンがちょっと大きくて、押すとべこべこしてるやつ。そこはかとなく懐かしい。
要するに何が言いたいのかといいますと、AIRにおける最大の泣きツボってのはノスタルジーなのではないかな。という話なんですよ。遥か昔の夏休み。暑くて眠たくてお腹空いて、意外とする事何にも無くて、バカみたいに長い夏休み。自分の中の記憶にある夏休みに、観鈴や往人や晴子がいて、そしてやはり神奈や柳也もいて、相変わらず大した事をするわけでもなく、川で遊んだりすいかを食べたり空を見たりしながら一日一日が過ぎて行って
しかしある日唐突に夏休みは終わるわけだ。ぱっつりと、現実から切り離したかのように。当たり前のように存在していた少女が死んでしまうのと同時に。
最早手が届かない。夏休みと観鈴ちん。両方遥か遠くにあり、しかしつい先ほどまではすぐそこにあったのである。だからこそ悲しいのではないか。夏休みっつーもんは。
そしてその悲しさを我々は嫌というほどに知り尽くしているのである。なぜなら我々は大人だからね!
だから、あのエンディングを見て泣く人ってのは、幼い頃の夏休みを思い出すことのできる、要するに大人ってやつ。なんじゃないかな?と思いますよ。
だから私が泣けなかったのは、多分泣くには若すぎたからだと思うんだよね。(濁りの無い目で)
ともあれ季節はそろそろ梅雨入り。これが明けたら、また夏が来るわけです。
私のAIR記もひとまず終了。ここまで読んで下さった人、ありがとうございやした。
へれへれ。
ちなみにアニメ見てて一番ぐっと来たのは敬介の
「夏の終わり 僕の休暇も終わりだ」という台詞。
何かなあーこの台詞良いんだよなあー見上げてる空がまた青くてさあー
キャラウザいけど台詞は良いんだよほんと
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